―この間、吉田さんの目利きされた「武ちゃんの鮮魚セット」を買って実家に送ったんですが、すごい量の魚が入っていて、母が驚いていました。
吉田:4kgくらいある、大きな真ダラとか入れちゃいました。助宗ダラも2本くらい、入れたと思います。
1匹オスを入れています。白子を食べてもらいたかったんです。メスは、たらこで、辛子明太子とか作れちゃいますよ。
―母が「是非、魚の名前を知りたい。」って言っていました。
多分、お客さんで、魚の名前が分からない方もいるかもしれません。
吉田:そうだよね~(笑)それ、気を付けますね。
―「魚が来た。魚~で終わってしまって」名前が分からないと「この魚どうやって、食べようか?」ってなった時に、ネットで調べようがなくなってしまう・・・。(笑)
「ひとまず、煮とく!?」となってしまいます。
吉田:多い時は、20種類くらい入れたりするので。
―魚の目利きについでですが、良い魚の見分け方はありますか?
吉田:自分が食べたいと思う魚を買ってくるってことです。
ふっくらしているのは、脂がのっているということなので、そういうのがいいですね。
自分で目利きした、自分で魚を食べるというのも勉強です。
鮮度に関して言うと、自分は生きたまま魚を買い付けるので、私が、出荷するまでは生きています。
―生きたまま出荷はできないのでしょうか?
吉田:生かしたままでも運べますけど、酸素のポンプを入れたりして、その分輸送のコストがかかってしまいます。
―もし、酸素いれないで運んだとすると・・・。
吉田:魚が苦しがって暴れますから、身体中打ち身になって、綺麗な色のお刺身はできなくなってしまいますね。
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