5.遠洋漁船に乗っていた父について(佐々木 和元)―佐々木さんのご家庭は、漁業はなされていたんですか?佐々木:父親が遠洋マグロ漁船の漁師なんです。父親は5人兄弟で、4人が男、1人が女なのですが、男4人は皆船乗りになりました。私の祖父は、藤田さんと同じように、ワカメの養殖業もやっていました。あと、うちの地域でも、ウニ、アワビの開口(かいこう)という、採れる日があって、その日は、私も朝収穫を手伝ってから、自分の仕事に行っています。ただ、子供の私は、「漁業には携わるな」、と小さいころから言われていました。父も祖父も、やらせたくなかったんだと思います。幼いころは、「公務員になれ」と言われて、そのために、「勉強しなさい」としか言われた記憶がなく。でも、「勉強しろ」と言われるのが嫌だったので、...2021.05.29 02:15オフィスリアン東北プロボノプロジェクトインタビュー
4.気仙沼の総務業務を代行し、気仙沼の産業を生かしたい(佐々木 和元)―今、佐々木さんが経営されているオフィスリアンは、さんりくみらいに加入する前も、色々なお客様に対し、ホームページやシステム構築等をされていたのですよね。今は、それらの仕事と並行して、さんりくみらいのシステムを管理されているということでしょうか。佐々木:そうですね。経営未来塾で、私が作った事業構想は、「気仙沼の各会社の総務業務を一括して、うちの会社で代行しますよ」という内容だったんです。納品や、ホームページの更新や、必要であれば電話応対も、うちでやる、という。元々コールセンターのスタッフだったメンバーもいるので。すべて請け負います、という事業構想を作っていたんです。藤田さんも、その構想が気になって、声をかけてくれたのかな、と思います。...2021.05.21 23:00オフィスリアン東北プロボノプロジェクトインタビュー